
相場の原理原則EAを使っている方は、その目標レートのアウトプットやエントリー方法に目が行きがちですが、このEAの長所はそれだけではありません。
利を伸ばすことを徹底的に追求し、ユーザーが思い描いたシナリオに即応できる手仕舞いを実行する一部の方法について紹介します。
相場の原理原則EAを使って、手仕舞いのシナリオをクリエイトする
今回紹介する機能は、手動で手仕舞いをする機能になります。
使用するUIについては、赤い破線枠で囲われたUI(赤色矢印の先)を使用します。
このUIを使用した場合、現レートより上にラインを引いた場合は、全てラインタッチ(指値)になり、現レートより下にラインを引いた場合は、「ラインタッチ」もしくは「終値ブレイク」を選択することが出来ます。(ロングの場合です。ショートはこの逆になります。)
つまりS/Lを移動させる作戦の自由度が非常に高いので、様々な局面で活用することができます。
建値と現レートまでの値幅が少なくても、S/Lをイメージする位置に持って行くことが可能
現レートからS/Lを置きたいポイントまでの値幅が狭すぎる場合、仕様上S/Lを設定できないことってありますよね?
そんなときも相場の原理原則EAは、S/Lをユーザーが意図するポイントに設定することが可能です。(相場の原理原則EAでエントリーした建玉のみ有効。)
手順1 任意の位置にS/Lを置きたいが、現レートまでの値幅の制約で設定できない
手順2 「水平線タッチで手仕舞いをする」にUIをセットし、手仕舞うポイントにラインを持って行く
手順3 手仕舞いをするポイントにラインを持っていたら、マウスの左クリックを放す
手順4 手仕舞いが自動で執行されます
終値ブレイクを活用して、水平線やトレンドラインで利を伸ばす
トレンドラインタッチで手仕舞いだと、すぐに建玉がストップアウトしてしまうので、他に方法はないのかな・・・
って悩まれたことはあるでしょうか?
そんな時は、トレンドラインの終値ブレイクを使うと便利かもしれません。
手順1 トレンドラインを割ったら、S/Lまで普通にいきそうだと判断する
手順2 「ラインタッチ」を「終値ブレイク」に設定する
手順3 「終値ブレイク」にセットしたトレンドラインを引いてみる
手順4 トレンドラインの角度が決まったら、左クリックを放す
サポートやレジスタンスなど、チャートの状況に即応して手仕舞いをクリエイト
大きい時間軸の重要なレジスタンスやサポートの判定は、機械よりも人間の目の方がまだまだ上です。
超えられそうにもない強いレジスタンスがあるのになんでそのレジスタンスの奥に目標レートを設定したのだろう?
そんな時にも、この機能が役に立ちます。
手順1 現レートよりも上に水平線かトレンドラインを引けば、①も②も全てラインタッチ(指値)で決済
手順2 現レートよりも下に水平線かトレンドラインを引くことで、手仕舞いを市場に任せる
このように手仕舞い(手動)ボタンを上手に使えば、チャートを見ることなく市場の動きに任せて利を伸ばしていくことも可能です。
まだまだ手仕舞いを工夫して利を伸ばす方法もありますから、皆様で見つけてみてください。