
相場の原理原則で使えるエリオット波動の第1波のパターンの事例集を集めてみました。
全てがこの通りとなるわけではありませんが、基本的な形という位置づけで捉えて下さい。
基本系
エリオット波動第1波を検知する基本的な形です。
・上昇トレンドの場合
・下降トレンドの場合
・底値圏のチャートパターン
・天井圏のチャートパターン
上昇トレンドの場合
下降トレンドの場合
レンジブレイク系
分からなくなった場合は、ダブルボトムやダブルトップ、ヘッド&ショルダーなどの底値圏や天井圏で出やすいチャートパターンが完成した波動か、チャネルラインをブレイクしてきた波動に注目します。
また、エリオット波動の第5波到達後については、調整波終了後のチャネルラインブレイクを狙います。
上昇トレンドの場合
<チャートパターンのブレイク>
<チャネルラインのブレイク>
下降トレンドの場合
<チャートパターンのブレイク>
<チャネルラインのブレイク>
エリオット波動で稼ぐには市場心理や環境認識が重要
トレンド相場は、相場全体の3割前後と言われています。
その状況を踏まえると、エリオットを単純に形のみで狙うだけでは、騙しも多く、トレードの勝率はかなり低くなります。
そのため、エリオット波動で利益の積み上げるためには、トレンド相場になった確率の高い状態を見極める能力が求められます。
トレンド相場の転換の兆候は
1 上位時間軸で高値と安値の切り上げ、切り下げ
2 底値圏で形成されるダブルボトム、天井圏で形成されるダブルトップ、ヘッド&ショルダーが完成しているか、完成しかけている。
3 大統領発言や雇用統計、FRB議長の発言など、突発的なファンダメンタルズの変化
3はどうすることもできませんが、1と2については、事前に兆候をとらえたりすることが可能です。
そのため、根拠の重なるチャートパターン⇒エリオット波動第1波発生という流れが、勝率も高いといえます。